surfacebook3の純正アダプターが重すぎる件
2in1対応、家の中でも外出先でもスマートに作業をこなすのにもってこいなsurfacebook3(13.5型、Core i7-1065G7)を購入したはいいものの、1つだけ気に入らない点があります。それは純正の電源アダプターがとにかく重いということ。測ってみたら400g近くありました。surfacebook3自体1.64㎏とそこそこな重さなうえに、純正のアダプターも一緒に持ち歩くとなると、軽く2㎏を超えます。公式ではバッテリ駆動時間が最大で約15.5時間とうたってはいるものの、やはり充電器のひとつは手元においておきたいところ。
何でそんなに重たいのか
しかし何でそんなに重たいのでしょうか。スペックをみたところ、純正の電源アダプターは102Wのパワーをもっています。surfacebook3がパワフルすぎるのでこれほどの電力が必要ということなのでしょう。Microsoftのお姉さん聞いてみたところ、100W以上の給電が可能かつsurfaceコネクタを備えた純正の電源アダプターは、むちゃくちゃ重いやつしかないとのこと。surfaceコネクタというのはMicrosoft独自の規格の給電ポートのことです。もし純正以外のもので充電を行いたい場合は、100W近くの出力が可能なPD(パワーデリバリー)対応のアダプタとUSB-Cケーブルを使って、USB-Cポートから充電してくださいとアドバイスされました。
まずは電源アダプター
単ポートの最大出力が100Wという充電アダプターは探した限り意外とありませんでした。100W対応と書いてあっても、製品の詳細をよく読むと「2ポートの合計が100Wで単ポートの最大出力は50Wまで」とか。あやうく騙されるところでした。出会えた商品は次の2つ。
- 単ポートからの最大出力は100W
- コンセントプラグが折りたためる
- 2ポート同時に使用する際には45Wずつの出力になる
- サイズはほぼ一緒 窒化ガリウム(GaN)対応の小型充電器
- 200g前後とそこそこ軽い
- どちらもPESマーク取得
- 輸入業者が一緒
おそらく同じところで作られた製品ではないかなと思います。たまたまamazonで1000円オフのクーポンがあったのと、USB-C対応のケーブルがついてくるというレビューがあったのでHypprを購入しました。
次にケーブル
surfacebook3本体には、USB-Cが1つ、USB-Aが2つ付いています。USB-Cからの給電でもいいんですが、surfaceコネクタで給電を行い、USBは機能を拡張するハブのために残しておくというのが理想な使い方かなと思ったので( 例えば外部でプレゼンをするときに、surfaceコネクタで充電しながらUSB-Cでモニターと接続したいといった使い方のように、USB-Cを残しておけば汎用性が広がります。)、surfaceコネクトから給電ができるケーブルがないか探してみました。
Microsoftのお姉さんからはUSB-Cからの充電を勧められましたが、サードパーティーのものであればsurfaceコネクタ対応のものはそこそこあります。例えばこんなやつ。
あとこんなのとか。
これでも使えなくはないんでしょうけど、どちらの商品も詳細を見る限りsurfacebook3はサポートの対象外。ただの記載漏れかもしれませんが、完全に自己責任の世界。そしてこちらに至っては、使用中にケーブルが溶けてきたなんてレビューもあったので、やはり純正ではないsurfaceコネクタを採用するのはやめました。
実際に使ってみた
というわけで、Hypprの充電器と付属のケーブルを使ってsurfacebook3を充電してみます。
その前にどうしても言っておきたいのが実際の重さ。amazonの商品詳細には196gと書いてありましたが、実際に測ってみたら205gありました。誤差みたいなものでしょうが、なんか釈然としない。10gの誤差でも100g台が200g台になるのは釈然としない。
気を取り直して、実際に充電してみたところ、問題なくsurfacebook3は充電できました。1~2時間つなげてみましたが、充電器自体が熱をもつということもなく、想定していた使い方ができています。あとはどれぐたい耐久性があるかですが、それは後日またレビューしようと思います。