もう焦げ付かない!ふっ素樹脂加工のフライパンの耐久性をあげる使い方と選び方

キッチン

油が少量ですむ」、「焦げ付かない」、「片付けがしやすい
そういった理由から「ふっ素樹脂加工」のフライパンが人気です。ここではフライパンの耐久性をあげる使い方について書いていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ふっ素樹脂加工とは?

「ふっ素樹脂加工」ときいてもピンとくる人は少ないかもしれません。では「テフロン加工」はどうでしょうか?

テフロン加工のフライパンって、あのくっつかないやつでしょ?」そういう認識の人が多いかと思います。テフロンはふっ素樹脂の一種です。テフロンという名称はアメリカのデュポン社が商標登録をしているため、他社はふっ素樹脂加工という表現を使っています。「ふっ素樹脂加工」と「テフロン加工」の効果は同じようなものと考えてよいかと思います。実はフッ素樹脂加工の中にもランクがあります。「最上級のコーティングにもなると、さぞかしいいお値段がするのだろう」と思うかもしれませんが、意外と手が届きそうな価格帯です。

フライパンの買い替え時期は?

フライパンは消耗品なので、長く使うと徐々にふっそ素樹脂加工がはがれてきます。くっつきや焦げ付きが目立つようになったら、買い換えるようにしましょう。

フライパンの寿命を延ばすには?

そうは言っても、一度買ったら長く使いたいですよね。ここからは「ふっ素樹脂加工」のフライパンをできるだけ長持ちさせる方法を紹介します。

空だきをしない

フライパンに何もいれずに火にかけ続けることはやめましょう。フッ素樹脂加工の劣化をまねきます。食材をいれるまえにフライパンを熱する予熱時間は、1分〜1分半が目安です。ちなみに、油が必要のないフライパンであっても、空だきを防ぐために少量の油をひいておくことがおすすめです。また、少量の料理に大きいフライパンを使うと、料理がのっていない部分が空だきになってしまうので、食材の量にあった大きさのフライパンを使うことも大切です。

フライパンからはみ出るほどの強火にしない

フライパンを早くあたためようと、火加減をMAXにしていませんか?フライパンの底をはみだして、取手に届くような強火やフライパンを熱しすぎることは、フライパンの寿命を短くします。フライパンは熱伝導がよいので、中火以下で十分です。

おたまやヘラはやわらかいものを使う

ふっ素樹脂加工の傷つきを避けるため、おたまやヘラはシリコン製やナイロン製、木製などのやわらかいものを使うのがよいでしょう。

洗うときはフライパンが冷めてから

高温のフライパンに水をかけて「ジュッ」と音をさせるのが好きな人もいるかもしれませんが、その行為はフライパンの劣化を早めます。必ずフライパン本体が冷めてから洗うようにしましょう。

汚れたまま放置しない

汚れのついたフライパンを放置することもふっ素樹脂加工の劣化を早めます。「洗い物は明日でいいや」ではなく、本体が冷めたらすぐ洗うことを心がけたいですね。洗うときは、柔らかいスポンジを使う研磨剤が入っていないやつ!)こともお忘れなく。